我慢させるのは良くない | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

子育てで大事なことの一つに我慢をさせないということがあります。我慢させるとは子供の思いを押さえつけて、言うことを聞かせることです。

我慢をさせると、自分の思いを押さえつけられて、無力感を感じるので、やがて力づくでも思いを通してくるようになります。

つまり、わがままになるのです。

それは力で押さえつけた分だけ、力で返してくるからです。

だから、子供の願いは何でも、いいよ、と聞いてあげることが大切です。

ただ何でも聞いてあげると言っても、子供が満足するまで何でも際限なく聞いてあげればいいのではなく、そこに時間や金額を設定する。

たとえば、抱っこして欲しいと言われたら、いいよと抱っこしてあげる。そして、たとえば一分だけだよと時間を決める。公園に連れて行って欲しいと言われたら、いいよと連れてあげる。そして、三十分したら帰ろうと言う。

お菓子を買って欲しいと言ったら、いいよと言って、百円以内だよと言う。

そうやって願いは制限をつけて何でも聞いてあげるようにする。

そうすることで、子供は願いは何でも聞いてもらえると思うようになり、そんなにやって欲しいことが無くなってきます。

だから、子供は穏やかで安心した子に成長してゆきます。

何でも聞いてあげることは大変なことですが、自分が無理しないように、これだけだよと制限をつけることで、気持ち良く聞いてあげることができるようになります。

子供は我慢させるのではなく、何でもいいよと言うことが大切なんですね。