みんなが往きたいと思っている浄土はどんな世界 | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

浄土真宗の人たちは阿弥陀仏に救われたら死んだら浄土に往生できると思っています。では、この浄土とはどんな世界だと思っているのでしょうか?

浄土とは、阿弥陀仏と同じ心になった人が往ける世界。だから、仏様と同じように人の苦しみを抜いてあげたい、大事にしてあげたいという人の世界が浄土。

でも、私たちは誰も大事にしてあげたいと思っておらず、大事にしてもらいたいと思っています。

だから、阿弥陀仏が私たちの心に合わせて作られた世界が化土。化土とは、みんなから大事にされる世界。阿弥陀仏や菩薩たちからわっしょいされる世界。それが化土。

だから、みんなが考えている浄土とは実際は化土。

化土は善をしなければ往けない世界。

だから、本当の浄土へ往きたいと思うまで、方便の教えである化土を目指して頑張ってゆかなければならないのです。

方便なくして真実はないのですね。