仏教的にお金はどのように使ったらいいか?
それは一番はお金は施しに使ったらいい。
でも、そこで大事なことは、ただお金をあげるのではなく、お金を使って、相手が喜ぶものに変えることが大切です。
例えば、相手が喉が渇いていたら、気持ち良く飲み物を買ってあげる。甘いものが好きならば、甘いものを買ってあげる。相手が望んでいるものを出し惜しみすることなく、気持ち良く施すことが大切です。
相手が望んでいるものは、そんなに大きなお金がかかるものではありません。だから、望んだ時に、望んだものをあげる。
そして、例えば、夏みかんならば、皮を剥いて、食べれるようにしてあげる。施しとは、心遣いが大事。
お金を出した人が偉いのではなく、ひたすら相手に喜んでもらえるようにおもてなしをする。
そして、喜びを一緒に味わうことが大切です。
そういう意味で金額の大小が問題ではありません。相手に喜んでもらいたいという気持ちと相手に対する気遣いが何よりも大切なのです。
死んで遺産を残すよりも、生きている限り、自分にとって大事な人の為に、喜ぶことに使ってゆく。その積み重ねが幸せな環境を生み出してゆくのです。
お金は幸せな時間を生み出す為に施す。
私もそう生きてゆきたいです。