心に目を向けさせる | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

私たちは現実世界が思い通りになれば幸せになれると思っています。だから、現実世界にとらわれ、何とかしようと思っています。

しかし、仏教では、苦しみは心から生み出され、現実世界は関係ないと教えられます。

この現実世界を問題にしている人に心に目を向けさせ、心が苦しみを生み出す元なんだと気づかせるのが仏教です。

多くの人は苦しみの原因を間違え、仏教と聞いても自分とは関係ないと思っている人ばかり。

そんな人にまず現実の問題の解決を教え、少しづつ自分の心に目を向けさせてゆく。

それは果てしない時間がかかることですが、これもお釈迦様が通られた道。釈尊のみ跡を慕って進んでゆくしかないと思います。

人の心を育てるのには時間がかかる。それを避けることなく、コツコツと努力して進んでゆきたいと思いました。