当たり前のことを当たり前にすることは当たり前じゃない | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

幸せな人とは、自分で自分のことを価値のある人間と思える人です。価値のある人間と思えるから、自分を大事にして、他人も大事にします。

幸せとは自分を大事にすることで生み出されます。では、どうしたら価値のある人間と思えるようになるのか。

それは仏教では戒を身につけることだと教えられます。

戒とは、使ったら元に戻すこと。そして、同じことを繰り返してゆくことです。

例えば、朝決められた時間に起きる。ご飯を作ったり、掃除をしたり、洗濯をする。そして、食べたら食器を片付けて、洗濯物を畳むことです。

そんなこと当たり前じゃないかと思うかも知れませんが、毎日続けようと思ったら、面倒臭い気持ちや後回しにしようと思う気持ちがあって、なかなか思うようにできません。

それでも決めたことを続けてゆくことで、自分の弱い心をコントロールして鍛えてゆくことができます。そうすることで、自分に自信がつき、自分のことを価値ある人間として思えるようになるのです。

当たり前のことを当たり前にこなすのは当たり前のように思いますが、やってみると難しいもの。それを毎日続けてゆくことは、人間として素晴らしいことであり、誰も認めてくれなくても、自分で自分のことを尊敬してもいいことなのです。

世の中、みんな自分のことを価値ある人間と思えたら、みんな幸せな毎日を送ることができるのにと思いました。