人は自分を否定することで苦しむ。自分のことを悪い人間だと思って、こんな悪い人間は存在してはならないと思うからです。
でも、そんな自分のことを悪い人間と思う人も客観的に見たらそんなに悪い人間ではありません。
悪い人間とは自分で自分のことをそう思っているだけのこと。
でも、その思い込みを真実だと思って、自分ほど悪い人間はいないと思うから、自分を否定して苦しんでしまうのです。
人は悪い人間はいてはならないと思っています。しかし、それは思い込みであり、どんな人もいてもいいんだということがこの世の真理であり、苦しみから離れる方法でもあるのです。
自分ほど悪人はいない。でも、私はここにいてもいいんだと思えたら、心は楽になるのになあと思いました。