人は都合の悪い現実が見えると不安になります。そして、その不安を誤魔化す為に欲に走ったり、怒りを起こして現実を否定します。
でも、どんなに欲や怒りなどの煩悩を起こしても現実は変わりません。たとえまわりの人が気を遣って自分の思い通りになったとしても、心の中の不安は変わらないのです。
だから、不安を誤魔化しても心は変わらないと知らなければなりません。
そして、不安なことから逃げず、一つ一つ自分の思い通りになるようにタネを蒔いていかなければならないのです。
世界は自分の心の種まきによって生み出されます。だから、不安なことから逃げるのではなく、向き合って一つ一つタネを蒔いてゆくことが大切です。
この現実世界はどんなに誤魔化しても変わりません。自分の望む世界は自分の手によって作り上げてゆくと思って、施しをしてゆくことで、自分を幸せにしてゆくのです。