セイフティネットになる | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

子育てで大事なことの一つに、子どものちょっとしたお願いに対して気持ちよく動いてあげることがあります。

子どもは、自分でできることも、親に頼んできます。例えば、ジュースを入れてきてとか、あれを持ってきてとか、欲しいものを買ってきてとか、頼まれることがあると思います。

そんな時に子どものお願いに気持ちよく聞いてあげて欲しいのです。

ついつい忙しいと、それぐらい自分でやりなさいと言いたくなりますが、そうやって子どものお願いを断り続けると、子どもはだんだん頼んで来なくなります。

これを親は子どもは自立したんだと思ってしまいがちですが、実際は子どもは親のことをあてにしなくなっただけ。

そうやって育てられた子どもは自分で抱える問題も親に話すことなく、自分で何とかしなければならないと思うようになります。

そうしているうちに子どもでは解決できない問題にぶつかったとしても、親にSOSを出さずに自分で何とかしないといけないと思うようになります。

子どもにとって親は頼りになる存在。

そうならなければ、子どもは誰にも相談せずに一人で苦しみ続けることも起きてしまうのです。

お願いを聞くことは、子どもにとってセイフティネットになるのだと思って、気持ちよく動いてあげたいですね。