仏法の講師の仕事は頂くこと。頂くとは、お金や生活に必要なものを受け取ることです。そして、頂いたら、それを大事にする。
食べ物を頂いたら、大切に食べてゆく。物だったら、いつも使ってゆく。そして、お金だったら、そのお金で買ったものを大事にしてゆく。
大事にしてゆくことで、与えた人は、喜んで、こんなに大事にしてくれるならば、また与えてあげたいと思うようになる。
そうやって講師は生きてゆく。
講師の仕事は布教ではない。頂いたものを大事にすること。大事にすることで、与えてくれた人の存在価値を高くしてゆくことが仕事です。
人は誰しも自分を価値あるものと思いたいものです。でも、思いたいけど、大事にしてくれる人がいないから、価値ある人間と思えない。
だから、大事にしてくれる人が必要。
その大事にしてくれる人が講師なのです。
だから、講師の仕事は、頂いたものを大事にして、与えてくれた人に自分は大事な存在だと思えるようにすることが仕事なのです。
だから、講師は生きるままが人を幸せにしているのです。