施しをするから施しをしてもらえるようになる。だけど、施しをしていても、相手が施しをする気持ちがないと感じると、施しをしようと思う気持ちがなくなります。
でも、そんな風に感じて、じゃあ、自分も施しをするのをやめようと思ってしまうと心が荒れてしまいます。
なぜなら施しをやりたくないという気持ちは相手を傷つけたいと思ってするからです。
相手を傷つけたいという気持ちは、唯識になって自分に跳ね返る。そして、自分の心を苦しめることになります。
施しをするのは、相手から施しをしてもらいたいからじゃない。自分の心を幸せにする為にやることです。
だから、施しをしても、相手が施しをしたいと思わなくても、相手は自分だと思って、施しを続けてゆく。
施しは自分の為だと思ってやってゆきたいですね。