来たら手遅れ | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

人間とは、本当に無常が来るまで、無常なんて自分にはやって来ないと思って安心している。

そして、無常がやってきても、そこで気をつければ、また元に戻ると思っています。

でも、本当の無常がやってきた時、その迷いが打ち砕かれる。

つまり、一度起きた無常は元には戻らないと知らされます。

だから、本当は無常がやって来る前に気をつけておかなければならないのですが、私たちは無常がやって来る前は、無常なんかやって来ないと安心しているので気をつけることはしません。

無常が来る前は、来ないと思って何の準備もせず、来たら手遅れ。それが無常というものです。

本当は無常が来る前に気をつけなければならないと思わなければなりないのですが、それがなかなかできないものが人間なんだなと思いました。