物を出すと、そこに我がつく。だから、出したものを勝手に触られると、心が傷つく。
だから、物を出しっぱなしにする人ほど、自分の出したものを触られないように、まわりの人を責めます。
責められた人は責められたくないから、触らないようになる。そして、出した人は安心して出したままにします。
そうやって、物が散らかってくる。物を出しっぱなしにする人は、物をどこにしまったらいいか考えません。
だから、買ったものをどこに置いたらいいか考えないので、欲しくなると買ってしまいます。
そして、買ってきたら、空いている隙間に置いてゆく。だから、至る所に物だらけになってしまうのです。
物にはしまう場所が必要。
しまう場所が無くなった瞬間から、物は溢れてゆく。自分が自由に動くスペースも侵略してしまうのです。