残された時間でやること | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

人生とは、死までのカウントダウン。私たちは当たり前のように今日が終われば明日がやってくると思っていますが、その当たり前の日常に終わりが来るとは思っていません。

人間は死を意識するようになって、残りの時間を考えるようになります。

しかも、歳を取ると、若い時のように動ける訳じゃない。

そういう意味で、若さのある今の時間は、人生の中で大切な時間なんだと思います。

私の残された時間でやることは、仏法を伝えて、一人でも幸せにすること。そして、自分が生まれ変わっても、また、講師となれるように、この世に仏法のすべてを残してゆくことです。

生まれ変わった自分が、人生で何を成すべきかと悩んだ時、その時、今の自分の残した説法や本を読んで、また、この世には、こんな素晴らしい教えがあるのだと思って、また、仏法を伝えたいと思って欲しいと思います。

たとえ記憶は無くなったとしても、経験は残る。自分が今、仏法を伝えられるのは、過去世に於いて仏法を伝えてきたからであり、来世に於いても、また、仏法と巡り会って、仏法を伝える人間になりたい。

その為に、今自分にできることを全力でやる。

死を乗り越えて、今と同じ道を進むこと。

その為に今できる準備をしておくことが、残された時間でやることなんだと思いました。