仏法を信じるとは、仏法を説いてくれる善知識を信じることではありません。
法を信じることを仏法を信じると言います。
世界を見たら、仏法を聞いてなくても、仏法は真理だから、仏法に従って生きている人はたくさんいます。
もちろんその人が言っていることのすべては仏法ではないかもしれません。
でも、その人の実践している真理に叶った部分を素晴らしいと思って敬い、自分も実践してゆく。それが仏法を信じるということなのです。
だから、見方によっては、この世にいる人すべてが先生とも言えます。仏法はどこでも学べるし、どんな人からも学べる。
でも、何が仏法で何が仏法でないかが分からないので、私たちは仏法の先生から教えを学ばなければならないのです。
世界に溢れている仏法を学ぶことができる人間になれたらいいですね。