私たちはちょっとできると、すぐにできる所に立って安心します。自分をできる側に置き、価値のある存在にしようとします。
しかし、一度できる側に立つと、もう落ちることはできない。だから、できないという現実が迫ってくると不安になって、結果が来て欲しくないとまで思ってしまいます。
でも、できる側にいたからと言って、頑張る訳では無い。できる所に立って、もう十分頑張ってきたと思いたいから、タネを蒔くことはしません。
また、できないんじゃないかと不安な時も、現実逃避するだけで頑張らない。
結果的にできる所に立っている間は、努力することなく、今の立場にいつまでもおれると思っています。
できる所からできない所に落ちるのは辛いですが、すべては自分の努力不足だと知らされるので、落ちた方が、また一から頑張るかと前に進める。
結果は、今までの努力の結果を教えてくれるもの。結果が良かったから努力をやめたら、落ちてゆくし、落ちたからと言って、またやり直せば、種を蒔くことができる。
大事なことは、どんな時でもタネを蒔くこと。
すべてをタネを蒔くご縁とできたら、人生は明るいものになるのではないかと思いました。