大事な人を大事にしてゆく為には、その人から必要とされた時に、いつでも気持ち良く動いてあげられるようにならなければなりません。
自分が時間ができたから、相手の為に動いてあげようとするのが布施ではない、相手が必要とした時に自分が気持ち良く動くことが布施なのです。
だから、相手がいつ必要としてくるか分からないから、いつでも相手の為に気持ち良く動けるように、いつでも余裕を空けておかなければならない。
そういう意味で、大事にしてゆく人ができたなら、もう何かに没頭することはできない。それは没頭したら、相手のことを見てあげることができないからです。
相手の為にいつも心に余裕を保ってゆく。
簡単なようで、難しいことです。
でも、相手を大事にしているかどうかは、自分が決めるものではなく、相手が決めるもの。
相手が大事にしてもらっていると感じられるように、いつも心に余裕を空けておく。
それが大事なことだと思いました。