アリとキリギリス | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

イソップの童話にアリとキリギリスという話があります。これは夏の間遊んでいたキリギリスが冬になって困り、夏の間働いていたアリに助けを求めるという話です。

多くの人はこれを読んでアリの人生になりたいと思います。だから、今の楽しみを削ってまで、蓄えて未来に備えようとします。

でも、どんなに未来の為とは言え、今の楽しみを削ってしまったら、今を犠牲にすることになります。

元気な時しかできないことがあります。それを老後の為と言って、今を犠牲にしてしまったら、後で老後で豊かになっても、楽しむことはできないと思います。

だからと言って、キリギリスのように未来を考えず、今を楽しむことも後悔が残る。

だから、現在を犠牲にすることなく、少しずつでも未来に対して蓄えを残してゆくことが大切であると思います。

今しかできないことは、我慢せずに今やる。

キリギリスのように今を楽しむことも、アリのように未来に備えることも両方大事。

どちらが良くてどちらが悪い訳ではない。

アリとキリギリスのハイブリッドな生き方をすることが幸せになる為に大切なことではないかなと思いました。