欲が少なくなると、人生が暇になる。如何に今まで時間ができたら欲に流れていたか知らされます。
そして、人生が暇だから、他人から何か頼まれた時に気持ち良く動いてあげようと思うようになります。
そうやって動いていると、いつの間にか、何か用事があると動くのは私の役目となり、いつも動いているのは私となります。
昔だったら、何で自分ばかり動かなければならないんだと思うところですが、人生が暇になると、暇だからいいかと気にならなくなります。
本当に人の為に動きたいと思ったら、欲が障害となる。布施の心を邪魔するのは、欲。
欲が無くなるのは寂しいことですが、欲が無くならないとできないこともある。みんなが幸せに暮らすには欲から離れないといけないのですね。