私たちは現実世界にとらわれて生きていますが、死んでゆく時には何一つ持って行けないと分かると、この世のあらゆるものに対して執着がなくなります。
そして、残るものは心以外何もない世界。
心だけが残るから、心の種まきを良くしてゆこうと思うようになります。幸せも苦しみも外が与えるものではなく、自分の心が生み出してゆくもの。そう感じるからこそ、悪をやめて行こうと思うし、善をしてゆこうと思うようになります。
そして、今まで苦しかったのは、現実世界に執着する余り、心を放ったらかしにしてきた為かと分かるので、心を大事にするようになります。
心を中心とした生き方に変わってゆくのです。