善知識に親しみ近づけ | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

親鸞聖人のお言葉に善知識に親しみ近づけというお言葉があります。

この善知識とは、知識とは仏教の先生のことで、善知識とは、正しい仏教を伝えて下さる先生のことを言います。

その善知識に親しみ近づけとは、疑問があったら、善知識に対して何でも気軽に聞きなさいということです。

仏教というのは、善知識の教えを通して正しい思想を学ぶことが大事です。幸せになりたければ、どれだけ知識として教えを覚えるかよりも、どれだけ仏教の思想に染まるかが大事です。

その為には、誰よりも仏教の思想に染まっている方が善知識なので、その善知識の思想に自らも染まってゆくことが大事です。

この思想を変える為には、何よりも質問を繰り返し、自分の疑問を無くしてゆくことが大切です。

質問を繰り返してゆけば、やがて質問をして答えを聞く前から、善知識がどんなことを答えられるか想像できるようになります。これが思想に染まったということです。

一度思想に染まると、自分の判断でだいたい仏教では何が正しいのか分かるようになります。それによって仏教の教えに従って進んでゆくことができるのです。

正しい思想こそ私たちが幸せになる為に大切なもの。それを早く身につける方法が善知識に親しみ近づくことなのです。