過去を悔やむよりも | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

過去の種まきが現在に結果となって現れ、現在の種まきが未来を生み出してゆく。これが仏教で教えられる因果の道理。

でも、現在の結果を見て、今まで種まきが間違っていたから、現在の結果が悪いと思わないで欲しい。

結果は結果として現在に現れる。それを見て、自分の今までの種まきが悪かったと過去の自分を否定すると過去は変えられないから、自分の存在そのものを否定することになってしまう。

確かに過去の種まきが悪かったから現在にその結果が現れたのかも知れない。

それを見て、反省するは良い事だが、後悔はしないで欲しい。

後悔とは、過去を悔いることで、過去に戻ってやり直すことはできないのに、あの時こうすれば良かったと悔やむこと。そして、過去の自分をダメだったと否定してしまう。

過去を否定しても未来が良くなることはない。過去どんなに悪かったとしても、それは未来に向かって現在の種まきを変えてゆくことしか変わらない。

過去を悔やむよりも未来に向かって生きることが幸せになる為に大切な生き方になると思いました。