仏縁は血より濃い | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

仏教とは時空を越えて人の心を育ててゆく道なんだと感じます。

人の心が育つのには時間がかかる。ましてや大乗の境地まで到達するのには一生や二生かかってもできることではない。

だから、今生育ててきた人はまた来世も引き続き、育ててゆく。仏法で出会った人の繋がりは切れることなく繋がり、次の生、次の生と繋がってゆく。

人を幸せにしてゆくことは簡単にできることではありません。だから、相手に幸せにしてゆく教えを与え続け、支え続け、見守り続け、相手を育ててゆく。

そういう意味で仏縁は血よりも濃いと言えると思います。

仏法聞いてくれる人は果てしない過去から続く御縁なんだと思って、その人との御縁を大事にしてゆきたいと思います。