人生思い通りになればなるほど、人は理想の自分に執着して、それに合わない負の自分を否定する。
だから、思い通りにならないことが自分の存在が否定されているように感じて苦しむ。
だから、苦しみから逃げるように思い通りにならないすべてを他人のせいにして、思い通りになるように思い通りになるように生きてゆくようになる。
そうやって人生思い通りになればなるほど、ますます理想の自分に執着し、負の自分を否定するようになる。
こうやって驕慢山を登ってゆく。
この驕慢山は登れば登るほど、不安が大きくなり、思い通りにならないことが許せなくなる。
幸せ求めて頑張っている筈なのに、頑張って成功すればするほど、幸せから程遠い所に迷い込んでゆく。
最後は、自分のそばにいて自分を幸せにしてくれた人でさえも、思い通りにならないから、切ってしまう。
そして、思い通りにならないことばかりが目につき苦しみ続けなければならなくなるのです。
思い通りになることで幸せにはなれないのですね。