世の中は頑張る人がいると、その人が頑張ってくれているから、その人に任せておけばいいと仕事を丸投げする。
だから、あの人はみんなの為に頑張っているのだから、少しでもお手伝いしないといけないなと思う人はあまりいません。
その為に頑張る人に仕事がどんどん集中してゆきます。
そうやって、毎日の仕事が回ってゆくから、自分の職場は問題ないと思ってしまいます。
しかし、仕事が集中する人は、なんで同じ給料なのに俺ばかり仕事をしなけれぱならないのかと不満を抱えています。
そして、いつかこの職場から抜け出して楽になりたいと思っています。
そうして、本当に抜けてしまうまで、一人の人に集中する環境が変わらないまま、時間が過ぎてゆきます。
そして、える時、頑張っていた人が抜けてしまう。その時になって初めて仕事が回らないことが分かって後悔しても、離れていった人は戻ってきてはくれません。
私たちは自分の職場に宝のような人材がいても大事にすることはしません。利用するだけ利用して、その人がいることが当たり前だと思っています。
そうして、大事にしないから宝があっても、自分の元からいなくなってしまうのです。
宝は大事にする所に集まってくる。
この真理が分かる人は宝の恩恵に預かりながら生きてゆくことができる。
豊かになる人は豊かになるような種まきをしているし、貧しくなる人は貧しくなるような種まきをしている。
豊かになる人は宝を大事にすることを分かっている。
自分が頑張るから豊かになるのではない、自分の為に頑張ってくれる人がいるから豊かになるのだと分かることが大切なんですね。