宗教とは、宗となる教えと書く。
それは本来、宗教とは仏教のことを指し、日常のあらゆる場面に於いて、どんな選択をしたらいいか、そのものさしになるものが宗教であり、仏教であったからです。
でも、今日に於いて、生活と宗教は切り離され、自分の生活とは関係のないものが宗教になってしまった。
みんな一人一人のものさしを持ち、そういう意味で一人一人の宗教を持っているものが今日の世の中になってしまったように感じます。
その為、仏教も私たちの生活とは関係ないものとなってしまい、だんだんと廃れてしまったように感じます。
でも、私たちが幸せになる為の根本の教えが仏教であり、日々、どんなことに心がけて生きていったらいいか、教えているものが仏教だと私は思います。
自分の人生の羅針盤となる教えが仏教であり、本当の意味で宗となる教えになって欲しいと思わずにはおれません。