この世には、ちょっとのことで自分を見捨てる人がいます。
人生が思い通りにならないだけで、自分がどうなろうと知っちゃこっちゃないと思う人です。
このような人は自分で自分のことを見捨てながら、それでも何とかなると思っています。
思い通りにならないからと言って逃げていても、それで何事もなく過ごすことができると思っています。
そうやって大切な時間が過ぎてゆき、歳を取ってゆきます。そうしたら、今度はこんな歳になって何もない自分に絶望して、俺の人生どうなってもいいと自暴自棄になる。
このような結果を受けたのは、すべて自分がそのように生きてきたからなのに、逃げていたら、何も変わらず世界が待ってくれていると思っている。
そうやって現実と向き合うことから逃げながら、大切な時間を無駄にして老いてゆく。
誰の目から見ても後悔すると分かっていながら、自分だけは後悔するような人生を生きてきたことを認められない。
自分の人生はどんな人生であったとしても自分が責任を取らなければならない。
それが分からないから、自分の人生を生きることから逃げてお花畑で蝶々が舞っているような幻想に憧れて生きることなってしまうのだと思いました。