私たちはどちらが上かどちらが下かを問題にする。
自分は上だと証明する為に争いを起き、戦争まで発展する。
でも、真実からして見れば、どちらが上か下かなんでどうでもいい。それは人間は必ず死んでゆくからです。
お釈迦様は上とか下とかにとらわれる心が強いほど、死後苦しまなければならないと教えられました。
だから、生きている時に上だということを証明する為に頑張ることは、ただ死後の苦しみを生み出しているだけで意味の無いことなのに、人間は苦しみのタネを喜んで生み出して生きている。
そんな人たちは自分が死んでゆくことが分かってないし、死んだら生きている時の自分なんて関係なくなってしまうことが分かってない。
みんな今の自分のまま死後も続いてゆくと思っています。
死ぬと思ってない所から戦争が起きる。そして、そんな人にも必ず死がやってくる。
厳粛な未来を誰も見ないで生きていることは悲しいことですね。