私たちは人生の目的は驕慢山を登ることだと思っています。
そして、頑張れば頑張るほど、驕慢山の高い所に登ってしまい降りることができなくなる。
でも、歳を取るということは、高い所から降りてゆくということ。
それは高い所にいた人ほど、現実が惨めだと感じる。
思い通りにならない現実を目の前にして、何でこんな思いをしながら生きてゆかなければならないのかと不満を抱えながら生きてゆくようになる。
登ったら降りなければならない。でも、罪悪の報いを受けたくなくて降りることができないから、苦しみ続けなければならないのです。