修行は旅をしているようなもの | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

仏教は多くのものを求めることよりも、今あるものを大事にして育ててゆく教え。

今の環境がどんなに思い通りにならない、苦しい環境だったとしても、その環境を捨てて新しいものを求めるのではなく、今ある環境を少しでも幸せな環境に変えてゆけるように努力してゆく。

それは今の環境は今までの自分の心によって生み出したものだから。だから、そこを捨てて新しいものを求めても、やがて今の環境に変わってゆく。

だから、幸せになりたいなら、どんなに思い通りにならない環境であったとしても、そこと向き合い、変えてゆかなければならない。

その為に、自分も変わらないといけないし、人も育ててゆかなければならない。

自分が今いる環境は自分とまわりの人によって生み出されている。そして、まわりの人は今の自分の業に合った人が集まる。

だから、今いる人を捨てて、新しい人に移っても、自分が変わらなければ、結局、その人は自分の元から離れてゆく。

自分が変わらなければ、望んでいるものも得られない。だからこそ、自分がまず変わらなければならないのです。

その為に、修行に励んでゆかなければならない。世界は自分の心が変われば、変わってゆく。

心を変えるものが修行。

だから、人生はどれだけ修行して自分の心が変わったかによって世界も変わる。

そういう意味で修行とは、色々な世界を旅していることでもあります。

思い出に残るような人生の旅をしたいものです。