時は進んで欲しくないと思っても進んでゆく。
人間の実相で藤づるにつかまった旅人のいのちのつなをガリガリとかじり続けているものが白と黒のネズミ。
白のネズミは昼を表し、黒のネズミは夜を表している。
考えてみたら、毎日毎日、朝が来たら夜が来ての繰り返し。
そうやって歳を取ってゆくことに気づかず毎日を過ごしています。
しかし、一日生きたら、一日死に近づいている。確実に死へと進んでいることには間違いありません。
人は幸せになる為に生きている。
でも、その為の時間は限られています。
自分が幸せになるのも、まわりの人を幸せにしてあげるのにも時間がかかる。
だからこそ、この時間をどう使うかが、自分の未来も、そして、自分にとって大切な人の未来もかかっていると思います。
出来ることなら、自分の時間を少しでも幸せにしてあげる為の時間に使えたらと思います。
幸せは一日にしてならず、毎日の積み重ねが幸せな未来へと現実を変えてゆく。
そう自覚して毎日を生きてゆきたいと思います。