最も苦しい世界とは | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

この世で最も苦しい世界とは、苦しみさえも感じることができない世界だと思います。

私たちはいつも自分を感じるために生きています。

他人から認められたいと思うのも、認められることによって自分を感じるから。

自分を感じることによって安心する。

だから、この世で最も苦しい世界とは、自分を感じることができない世界。

ここに存在しながら、存在を感じない、居るようでいない。

それは最も苦しい。

苦しむことは、強烈に自分を感じる行為。

だから、苦しみを感じることは、まだ苦しみの浅い状態。

本当の苦しみは苦しみさえも感じることが出来ないところにある。

私たちは自分を感じない苦しみを味わいたくないから、自分の心を傷つけて苦しみを味わせても、自分を感じようとする。

苦しみさえも感じることができない世界。

それはこの世のどんな苦しみを味わうよりも、もっと深刻で深い苦しみなのです。