子供の期待に応える | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

子どもは小さい時には、これして、あれしてとうるさいぐらいにお願いしてきますが、大きくなると、不思議なくらい何もお願いしてきません。

それは多くの場合、親が子どもの期待に応えずに、自分でやりなさいと断ってきたからだと思います。

断られた子どもは、自分のことは自分でやるようになりますが、同時に親に対して期待することもなくなります。

そして、恐ろしいことに、一度期待しなくなると、また親に対して期待することはありません。

だから、私は子どもが親を期待してくれることは有難いなと思うのです。

期待というのは、ずっと応え続けてこそ、子どもが大人になっても期待してくれる。

確かに子どもが自立することは大切なことですが、それは子どもの期待に応えていても勝手にしてゆくものです。

期待されなくなることほど寂しいことはありません。

せっかく子どもを育てたのに、親子の間で絆と呼べるものもなく、自然と子どもが離れてしまう。

期待されなくなった親が辿る寂しい未来です。

子どもの期待には真摯に応えてゆくことが大切ですね。