仏法と生活は違うと思っている | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

仏教をどれだけ聞いていても、知識として聞いているだけで、現実が変わらなければ意味がない。

例えば、無常によって臨終になると我が崩れて苦しまなければならないと聞いていても、我が崩れないように今していることに気づかず、離れようともしていない。

そういうことがよくあると思います。

また、仏教の教えを聞いていても、思い通りにならない現実とぶつかった時に自分のものさしで判断して仏教の教えをものさしにすることがない人もいる。

自分の生活に密着した教えが仏法なのに、仏教と生活が乖離している人がたくさんいると思います。

自分の生活と関係ない教えが仏法だと思っているから、世の中で仏法がこんなにも廃れてしまったのだと思います。 

現実を変える教えが仏法であることを、多くの人が当たり前だと思っているような世の中になったらいいなと思わずにはおれません。