大人になるとは、どういうことか?
大人になるとは、自ら折れて頭を下げることができるようになることだと思います。
大事なものは、謝ることができなければ守れない。
どんなに一緒に暮らしていたとしても、大事なものを守る為には頭を下げることが必要。
頭を下げることができないと、どうしても相手を悪者にして頭を下げさせようとしてしまう。
特に子どもに対しては、自分は正しい所に立って、子どもの方から謝らせようとしてしまう。
そうやって謝るのは、いつも子ども。悪いのはいつも子どもとしていると、やがて子どもは謝らなくなる。
そして、親子の縁がいつの間にか切れてしまう。
大きくなって子どもが離れてしまうとしたら、何のために育ててきたのか…。
悪いから謝るのではなく、大事なものを守るため、大人になって謝る。
それができなければ、親子の絆は切れたまま、歳だけが過ぎてしまうのだと思いました。