子どもがやめるまで付き合う | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

子育てで大事なことは、子ども自身に決めさせるということだと思います。

子どもがスマホを長い時間を見て、やめさせたいと思っても、すぐに取り上げることは良くありません。

それでは、親が止めるまで、見てもいいと思うだけで、親の言うことを聞かなければ、好きなだけ見てもいいんだと思うだけです。

じゃあ、子どもの自主性を重んじて、子どもがやめるまで放置することも、これも良くありません。

じゃあ、どうしたらいいか。

それは子どもにスマホをやめさせたいと思ったら、まず親があと何分ですよと時間を決める。

そして、その時間がきたら、無理やりやめさせるのではなく、もう時間だから、やめなさいと強く言う。

それでも子どもは簡単にやめるものではありません。そこで初めて、じゃあ、あと何分見たいのと時間を聞く。

その時、自分で時間を決めます。その時間は自分で決めた時間だから、その時間になったら、もう時間ですよとやめさせる。

それでもやめないなら、じゃあ、あと何分なのと時間を聞く。そして、その時間まで待って、やめさせる。

最初は、何度も繰り返さないとやめませんが、慣れてくると自分で決めた時間だからと素直にやめるようになります。

大事なことは、子どもがやめるまで、根気強く付き合うこと。

そこで思い通りにならないからと言って勝手にしなさいと見捨てるのではなく、子どもがやめるまで、付き合ってゆく。

そこを惜しまず付き合うことで、子どもは自主的に自分でやると決めたものはやるようになります。

子どもと付き合うのは、何かをさせる時よりも、やめさせる時の方が大事なんですね。