掃除の習慣を根付かせた | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

昔、道元は、掃除の習慣を日本に伝え、掃除をすることが日本の文化として定着しました。

仏教とは、何か信じて拝む教えではなく、具体的に何かを実践して、私たちの生活や心を変えてゆく教え。

幸せは、私たちが日々どんな心で何をするかによって決まります。

この心の積み重ねによって、自分の心の世界が変わり、同じ世界を見ても、人によって見え方が変わるのです。

掃除をしてなかった人たちにとって、掃除をすることは、自分の世界を自分の力によって変えてゆくことができると、ただ諾々と生きるのではなく、自分の意志で生きていってもいいんだと思わせたのではないかと思います。

今は仏教というと、ただ拝むことや信じることのように思っている人が多い中、実際に私たちの生活に密着した教えが仏教なんだと分かってもらいたいなと思いました。