仏教は自分の心を大事にする教え。自分の心を傷つけるから、様々な苦しみが生み出される。その中で一番心を傷つけるものは自分の我。我がこうあるべきだと自分の心を責めてくる。
自分の心に対してどんな風に接しているか。それが感情となって現れます。例えば、心を責めている人は、責められているのではないかという感情を生み出し、責められないように責められないように生きるようになります。この場合、責めているのは自分なんですが、その人は他人が責めてくるように感じて、他人から責められないように頑張ります。
また、心をないがしろにしている人は、ちょっとしたことでないがしろにされているように感じます。
だから、自分が感じる負の感情は他人のせいで起きるものではなく、自分自身が自分の心に対してやっていることなのです。
だから、自分が不安や苦しみから離れたかったならば、自分の心を大事にするしかありません。
自分の心を大事にしたならば、私たちはどんな環境にいたとしても幸せになることができるのです。
幸せになる鍵こそ、如何に自分の心に目を向けるかですね。