正しい所に立って自分を責める人の苦しみの元は、見捨てられることへの不安。だから、自分の中で悪が見えた時に、見捨てられることが怖くて、自分を否定して正しい所に立つ。自分が嫌いだとか、自分をダメだと思うのも、正しい所に立っているからできること。どんなに自分ができていなくても、正しい所に立つ自分は変わらず、自分を責め続ける。この自分の中の正しさが自分を苦しめる。できないことがあっても、できないから仕方ないと自分を許すことができない。苦しみは悪をするからではなく、悪をする自分を許せず、責めてしまうから苦しむのですね。