欲がなくなってもやることがない | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

欲から離れると時間ができる。その時間を何に使うか、それが私の中でまだ決まっていない。

もちろん、子供に付き合ってあげることもしている。それでも、子供はいつも私を必要としている訳ではない。だから、必要としていない時間ができると時間があるなあと思いながら、よし、この為に時間を使うぞと思って決まってやることはない。

ただ時間ができた時も、何か時間を埋めないと思うことはなく、何となく時間を過ごしているが、自分の中で、時間ができたから、これをするぞというものはなく、ただ時間が流れてゆくことは勿体ないなあと感じながら過ごしています。

本当は少しでも時間ができたら、仏法を伝える為に、教行信証やお経を訳したり、執筆をしたらいいのではないかと思うのですが、なかなか出来ていないのが現状です。 

きっとそれは自分の世界にまだ自分しかいないことが原因なんだと思います。他人のために時間を使うことは苦もなくやっていても、相手のことを考えて、こんな風になって欲しい、あんな風になって欲しいと思って、願いを持って相手を変えてゆくことができていない。だから、自分のことについてはやることが無くなったから、自分の時間はできてもやることがなくなったのだと感じます。

他人のために生きる。

これができるようになったら、今の時間の使い方も変わってゆくのだと感じています。