人を苦しめるのは、失敗ではない。失敗したときに、自分はダメなんだと思う心で苦しむ。このダメなんだという心。この心は誰も自分のことをダメだと言う人なんていないのに、自分の中で自分のことをダメだと思っている。だから、この心は自分の心が生み出したもの。
苦しんでいる人はみんな、自分の心が生み出したものによって自らを傷つけ苦しんでいる。でも、みんな苦しみの原因を外に求め、思い通りにならない現実が思い通りになったら楽になると思っているので、自分の心に原因があると気づかない。その為に、苦しみから離れきらずいつまで経っても苦しみ続けなければならないのです。
苦しみの原因は自分の心にある。それは縁は変わっても、いつも自分の心は同じように感じ苦しんでいることに気づかないと分からない。
ここに気づくことは難しいことだが、気づいたら、心が楽になる。苦しみは自分の心が生み出したものだから、自分で消すこともできる。気づくかどうかが大事ですね。