失敗しても温かく見てあげる | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

私たちはいつも正しい所に立ちたいから、悪いものを見つけると非難する。そして、その人が今までどんなに頑張って成果を出してきたとしても、一回の失敗で、その人に対する期待は幻滅に変わり、立場のある人なら、その地位を失って当然とさえ思う。

でも、他人に対して厳しく見ると、その刃は自分に対しても向く。お前はどうなんだとなる。だから、厳しい目が自分に向けられないように、自分はどうせダメなんだと諦めて生きるようになる。

その人にとって期待されることが怖い。なぜなら、どんなに期待されて頑張っても、一度失敗したら、みんな自分から離れてゆく。だったら、始めから期待されない方がいいと思ってしまう。

でも、自分の人生を諦めてしまったら、傷つくことはなくなるが、同時に幸せになることもできない。それよりはたとえ失敗することはあっても、いつも自分の人生に対してベストを尽くした方がいい。それにはまず失敗したら終わりという見方を改めてゆく。他人が失敗しても、その人を見捨てることはせず、最後まで温かい気持ちをかけてゆく。それは他人の為ではなく、自分の為。

自分が失敗した時、自分で自分を見捨てないように、最後まで自分を温かく支えてゆけるように、まず他人に対して見捨てないようにしてゆく。

他人に対する見方は自分に跳ね返る。失敗しても前を向いて生きてゆけるように、他人が失敗しても温かく見てあげたいですね。