弥陀智願の回向の弥陀智願の回向の 信楽まことにうるひとは 摂取不捨の利益ゆゑ 等正覚にいたるなり阿弥陀仏から仏の智慧を頂き、まことに信楽の身となったならば、どんなに都合の悪い現実とぶつかったとしても、その現実を見たくないと思って煩悩を起こしたとしても、阿弥陀仏から頂く智慧によって現実を誤魔化すことができず、現実をありのままに受け止めることができるから、二河白道を踏み外すことなく進むことができる。二河白道を進むことができるからこそ、等正覚に至ることができるのです。