報の浄土の往生は報の浄土の往生は おほからずとぞあらはせる 化土にむまるる衆生をば すくなからずとおしへたり浄土に生まれたいと思って善に励んでいても、本当の念仏が分からない人は、自分のやった善をあて力にして、できる所に立って、まわりの人を見下してしまう。だから、お粗末な自分だと自分のことを謙虚に見ることができないから、本当の浄土に往生することは、多からずと教えられ、化土に生まれるものは少なからずと教えられるのです。