子供と同じ方向を向く | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

子供が塾が終わって迎えに行った帰り道。決まって道草をする。このとき、いつも私は「早く帰るよ」と急かして帰っていたが、考えてみたら、子供の道草に付き合うことが、子供と一緒に過ごす貴重な時間なんだと思いました。子供と一緒に暮らしていても、お互いがそれぞれ違う方を向いていて、子供と同じ方向を向いている時間ってほとんどないように思います。このようにして、時間が過ぎていっても、子供と一緒に暮らしていながら、まるで別々のところに暮らしているように、お互いの心の距離が縮まることなく、子供は大人になってゆくのだなと思うと恐ろしくなりました。

大人は、これが終わったら、次はこれと効率よく物事を考えがちですが、たまには、子供と同じ目線に立って、子供と同じ方向を向いて時間を過ごしてみたらどうですか?

子供と一緒に過ごせる時間は限られている。その時間を少しでも子供と同じ方向に向いて時間を過ごせることができたら、後から振り返って、子供と一杯時間を過ごしたなと自分の人生が満足できるものになるのではないかと思いました。