釈迦韋提方便して釈迦韋提方便して 浄土の機縁熟すれば 雨行大臣証として 闍王逆悪興ぜしむ提婆が阿闍世をそそのかして、父である頻婆娑羅が生まれたときに、阿闍世を殺そうとしたことを話し、その証人に雨行大臣になってもらったことで、阿闍世はすっかり信じ、阿闍世は父を殺し、母を幽閉するという五逆罪を作った。このことを機縁として、お釈迦様は韋提に浄土の教えを説く機縁が整ったと悟り、観無量寿経を説かれたのです。