感情を否定しない | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

子供って不思議なもので、子供のお願いを聞いてゆくと、段々、わがままになって親の言うことを聞いてくれなくなる。

親が駄目だと言っても、子供は自分のしたいことに突っ走ってゆくし、いたずらも一杯する。このような子供を見て、子育てが間違ったんじゃないかとさえ思ってしまう。

でも、子供がわがままになるのは、子供の感情が見えてきた証拠。仏教では、この感情を育てることが人生の目的であり、この感情を否定してしまったならば、その子は自分のない我しかない人間になってしまう。

確かに子供の感情を否定したならば、親の言うことは何でも聞く育てやすい子供になるかも知れない。でも、それでは人間に生まれてきた意味がない。

子育てとは、子供が感情が出て、わがままになってからが本当の子育て。その子供に出来るだけ付き合い、付き合えない時は謝ってゆく。そうすれば、子供は自分を持った子供になる。子供の感情を否定しないように育ててゆきたいですね。