相手が拒絶してくるのではないかと思うと、自分はその相手を見ないように避けてしまう。
自分が避けるから、相手も避けているように感じて、ますます近づきにくくなる。
人の心は分からない。今どう思っているか分からない。でも、分からないから、近づいてみるしか、相手の今の気持ちを知る手段がない。
でも、近づいてみて、相手が避けてきたらどうしようと思っている自分がいる。避けられると、自分はそんな避けられるような存在じゃないかと思って、自分で自分を否定してしまうからだ。
でも、考えてみたら、相手がたとえ私のことを避けたとしても、今の自分の生活が何か変わってしまう訳ではない。
別に相手が避けたからと言って、自分で自分の存在を否定する必要はない。私には今の自分を受け入れてくれる人がいるし、その人を大事にしたらいい。
人が離れてしまったのは、自分が人を大事にしていなかったからだ。だから、離れてしまって悲しい分だけ、今ある人間関係を大事にしていったらいい。
今ある人間関係を一時の関係ではなく、一生の付き合いにしてゆきたい。せっかく縁があったのだから、相手が離れることがあっても、自分はいつまでも続けてゆきたいと思う、そんな人間になりたい。
その為にも今ある人間関係を大事にして、離れていった人にもたたえ拒絶されても、自分から縁を持ってゆくことは続けられるようにしたい。
私は今まですぐに諦めていた。ちょっとダメだと、もうダメなんだと自分から離れてしまっていた。でも、自分から縁を持つことを諦めてしまったら、その人とは二度と縁を持つことはできない。
諦めそうになったら、もう少し続けてみよう。たとえ相手が避けていても、自分から避けることはやめたいと思いました。