相手を通して自分を見る | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

しばらく会っていない人と連絡をすることは勇気がいる。

相手が自分のことを嫌だと思っているんじゃないかと思ってしまう。いつも会っている人と接する時は、自分に対して何とも思ってないと思うから、普通に連絡が取れるけど、しばらく会っていない人に対しては、何か自分に対して嫌な感情を持っているんじゃないかと思って不安になる。

でも、これも唯識。自分が人と接している時、この人ともっと近づいてゆきたいと思ってないから、相手も一人になりたいのではないかと思ってしまう。

私は何が怖いのだろう。

やっぱり自分が働きかけているのに、相手が自分の存在を無視して反応してくれないのが怖いんだろうと思う。

これも唯識。相手の心を自分が計らっている。相手の気持ちは分からない。でも、相手はこう思っているのじゃないかと思うのは、相手を通して自分を見ているから。

相手の姿は自分の姿。相手が無視しているのではなくて、自分が無視している。

たたえ相手が無視してきても、それは相手の問題。自分の心の中にある負の感情と向き合ってゆく。

ショックを受けたらいい。これも自分。自分が少しでも変わるために、自分の中にある冷たい自分と向き合ってゆきたいと思います。