短期間ですけれど入院していました。
去年交通事故で鎖骨骨折してしまって、鎖骨形成手術を受け、半年経って無事鎖骨が形成されたので抜釘手術を受けました。
入院中に読み終えたのがこちら
まさきとしか著『きわこのこと』
新聞の広告欄に出ていた出版社の宣伝文句「女はなにも持たず、すべてを欲しがり、家族を手に入れ、そして息子に―殺された。」に面白そうかな?と読んでみることに・・・。
第一章~第五章まで新聞記事が章の頭に書かれてその記事に対する物語が綴られていき、いずれの章にも貴和子が登場してくるという構成です。
まぁスイスイと読めました。
でも暗い・怖い・不幸せ感と病院で読むには相応しくなかったと思いました。
最後に謎の新聞記事が掲載され、その謎を解くにはもう一度読み返せということらしいのですが、そんなことをする気力もなく、謎のままで・・・もういいか!という気持ちです。
気が向いたらネット検索でもしてみようかなとは思っていますが・・・。
小説は笑わせてくれて、そして感動させて泣かせてくれるものが私は好きです!