『14歳の水平線』読みました | shiratsuyuのひとことがたり

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宝塚観劇や読書の備忘録としてひとこと感想を

今日は7月2日、もう一年の半分が過ぎてしまっていました。


入院手術そして退院、退院後の診察で完治宣言していただきましたが、手術後の傷口がなんとなく痛くて重くて、すっきりしない日々を過ごしています。


まぁ本は読んでいました。


読書って体に一番負担をかけない娯楽だと私には思えます。


それに読書の楽しみって、その内容によることが大きいのは勿論ですが、私は本のページが左から右に移って行くことにも喜びを感じています。


今どの辺?とか、もうすぐ終わりだとかが一目で分かり、最後の1ページをめくり終えたらヤッターという気持ちになれます。


こんな私には電子書籍は絶対にダメですね(-_-;)


さて、椰月美智子著『14歳の水平線』読みました。


ちょっと幼稚っぽいかなと思ったのですが、随分な感動を受けました。


離婚した父親とその息子が夏休みに父親の故郷の天徳島に行き、そこでの出来事が綴られていきます。


14歳中学2年生の息子加奈太は島のキャンプに参加し、そこで知り合った中学2年生と共に過ごす様子を、そして父親征人の30年前(中学2年生)の出来事が交互に語られていきます。


それぞれのエピソードに笑ったり胸一杯になったりしながら読み進めていきました。


この島は沖縄県の島なのでしょうか?


方言や風習が沖縄県なのかなと思われました。


中学2年生っていいですね!


私の中学時代ってすべてがアナログで、何もなくて、そのことが懐かしく愛おしく思い出されて、あぁ歳を取ったのだなって改めて認識してしまいました(*_*;


読後感がとても爽やかな小説でした(^_-)-☆